お知らせ
大沼田檀林旧跡のお寺
ご挨拶
求められる心の平静の場としてのお寺を目指して
法華宗(本門流)、法輪山妙経寺第72代住職の渡辺明博です。
当山は平成37年に開創700年を迎えます。
脈々と宗祖日蓮大聖人の教えを伝えてこられた先輩に感謝致しますと共にこれから先、子々孫々に至るまで、その教えを絶える事なく人々の幸せ、生きるための糧になる事を祈ります。
法華宗
法華宗
私達の宗派は法華宗といいます。
これは日蓮大聖人(にちれんだいしょうにん)ご自身が、「法華宗の沙門日蓮」と、みずから名乗られたそのままの宗名です。
開祖
宗祖は日蓮大聖人(1222~1282年)です。
宗祖というのは一宗を開いた祖師の意ですが、ここでは単なる一宗派の開祖という意味ではなく、末法(まっぽう)という人も心もともに荒廃した時代の人々を救うために、釈尊より遣わされた上行菩薩(じょうぎょうぼさつ)が、人間として生まれてこられた方、すなわち末法の人々を導く貴い指導者という意味です。
本尊
法華宗では、宗祖が定められた大曼荼羅(だいまんだら)を本尊とします。
寺院の本堂でも、檀信徒のお仏壇でも、大曼荼羅を正面に揚げて修行をします。
経典
法華経(妙法法華経)をよりどころの経典としています。
日蓮大聖人は、このお経は釈尊滅後(末法)の人々を救うための教えであり、この経こそ釈尊の真意を説く経であるとされました。
釈尊はこのお経を説くために、この世にお生まれになったのであり、法華経は今のわたしたちを救うための教えなのです。
題目
宗祖は、釈尊もあらゆる仏様もこのお題目の信心・修業によって、仏になられたとされています。
すなわち、このお題目は成仏する唯一の種(たね)であり、成仏するのに必要なすべての功徳を納めている教えなのです。
このお題目を唱えることによって先祖も成仏し、また私達も真に人間らしい生き方が出来ると説かれています。